スタイル良くなりたい!って、思いますよね。
できれば、楽しい方法で!できれば簡単に!って思いますよね?
外見を磨くと言えば、ダイエットって定番ですが、どんなダイエットがいいかって難しいですよね。
この記事では、トランポリンを使う「トランポリンダイエット」について、トランポリン歴15年以上の経験者でもあり、指導員でもある私が紹介していきます。
トランポリンダイエットのメリット・デメリットだけでなく、デメリットの対策まで紹介します!
トランポリンダイエットのメリット
まずは皆さんが興味のあるところ、トランポリンダイエットのメリットを紹介します。
なんとなくいいのはわかる、という方がほとんどだと思います。
ダイエットでトランポリンを選ぶとこんなメリットがあります。
体幹・筋肉を鍛えることができ、身体機能が維持向上!
まず体幹ですね。
トランポリン=体幹トレーニングというイメージの人も多いのではないでしょうか?
トランポリンは普段歩いている床や地面とは全く違う感触です。
トランポリンの上でジャンプするので、バランス感覚が鍛えられます。
具体的に言えば、転びにくくなるのがイメージしやすいかと思います。
そして、トランポリンを跳ぶと、普段使わない筋肉を使いまくります。
トランポリンは全身運動なので、短時間でたくさんの筋肉を鍛えることができるんです。
日常生活では、疲れにくくなったり、姿勢の改善につながったりしますね。
姿勢が悪い原因の大きなところは筋肉不足です。
正しい姿勢を維持するだけの筋肉がないと姿勢はどんどん悪くなります。
こういった形でとても良い全身運動です。
体幹と筋肉が強くなることで身体機能は維持・向上されていきます。
スタイルが良くなる
トランポリンダイエットと言えば、やはり美容の効果が気になるところですが、もちろん効果ありますよ!
代表的なものを2つ紹介しますね。
基礎代謝アップ
簡単に言えば、基礎代謝は普段何もしなくても筋肉が消費するエネルギーのことです。
普段生活しているだけでも筋肉はエネルギーを消費しているということです。
つまり、普通に生活するだけでも筋肉は勝手にカロリーを消費してくれているわけです。
ですから、筋肉がつけばつくほど、普通に生活するだけでも消費するカロリーは増えてきます。
なので、トランポリンで全身の筋肉を鍛えることで、基礎代謝が良くなります。
要するに、痩せやすい体に近づくということです。
全身のシェイプアップ
これもイメージしやすいと思いますが、トランポリンで全身運動をすることになるので、当然スラッとした健康的なスタイルに近づきます。
痩せたい!という人はたくさんいますが、本音は違いますよね。
スタイルが良くなりたい!というのが本当のところで、ただ痩せるだけというのは違いますよね。
トランポリンは、健康的に痩せるのに最適なので、健康的に全身シェイプアップができます。
屋内でできて天気に左右されない
お手軽なダイエットでは、ウォーキングやジョギングなどがあると思います。
お金もあまりかからず、継続しさえすれば効果が期待できるとてもいい方法だと思います。
しかし、これは天気次第でできないこともありますよね。
雨が降っていたらたとえ屋内のジムだったとしても、準備して出かけようとはなかなかならないと思います。
私はならないタイプですね(笑)
でも、トランポリンなら大丈夫です。
最近は安いものでは数千円で買えるので、屋内どころか自分の家でできちゃいます。
始めるまでのハードルが低いというのは魅力のひとつですね。
楽しみながらカロリー消費
ウォーキングやジョギングがダイエットに効果があるのは皆さん納得できると思いますが、正直飽きませんか?
こんなことというと怒られそうですけど(笑)
でも私は飽きちゃうんですよね。
「飽き」って継続の天敵ですよね…。
しかし、トランポリンなら跳び方のバリエーションもたくさんありますし、YouTubeで検索すれば、メニューを作ってくれているチャンネルだってたくさんあります。
こういったもので、いつまでも新鮮なトレーニングができるんです。
それでいて、決して消費カロリーが少ないわけではありません。
楽しみながら効果がある、というのは継続が命のダイエットでは最大のメリットと言えますよね。
消費カロリーに関して詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
運動強度からきちんと説明しています。
脳に良い刺激でストレス解消・気分転換
トランポリンは脳にいいんです!
不思議に思うかもしれませんが、トランポリンを跳んでいるとき、筋肉だけでなく、脳もめちゃくちゃ鍛えられているんですよ。
想像してほしいんですが、脳が活発に動くときってどんな時だと思いますか?
いろいろありますが、体を動かす時も間違いなく脳が活発に動く時だと思います。
トランポリンでジャンプすると、同じ跳び方ってなかなかできないと思うんです。
「さっきと比べて今回はちょっと前にずれたな」とか、「高くなると思ったけど子全然低いな」とかとか。
トランポリンでジャンプしているあの短い時間で脳は
- どうすればうまく跳べるか
- けがしないためにどう体を動かすか
- 次の動作はこれで…
などなどめちゃくちゃ多くのことを考えています。
しかも、すべて微妙に違うジャンプです。
脳が働かないわけないですね。
こういった脳の鍛え方をできると、転んだ時にサッと手が出せたり、物が落ちそうなときにパッと反応できたりといった変化が日常生活の中で生まれてくると思います。
トランポリンダイエットのデメリット
いいことばかり紹介してきましたが、世の中メリットだけなんてことはありえませんよね。
一長一短と言いますか、メリットはたくさんあるけど、やっぱりデメリットもあります。
大切なのはデメリットを知ったうえで取り組み、そのデメリットに対して対策することです。
是非、トランポリンを楽しんでほしいと思っている私としては、本当は黙っていたいところですが、トランポリンダイエットのデメリットについて紹介していきます。
体を痛める危険性がある
まず何よりも気を付けてほしいことですが、トランポリンには膝や腰などの体を痛める危険性があります。
地面でジャンプするよりもトランポリンでジャンプする方が膝などの負担が小さいと言われるのも事実です。
しかし、正しい跳び方で跳ばなければ、体を痛めてしまうことがあります。
これは、普段とは違う「トランポリン」という環境で行うために発生するデメリットで、完全に避けることはできません。
騒音や振動
過程で行うときに大きなデメリットとなるのが騒音や振動ですね。
テレビなどでトランポリンの映像をみたらなんとなくわかると思いますが、非常に音が大きいんです。
いくら家庭用のトランポリンといえど、大きな音は出てしまいます。
また、思っているよりも振動も感じると思います。
競技用のトランポリンでは、数メートル離れたところに座っていても「小さな地震かな?」という程度の揺れを感じます。
やっている本人はわからないんですけど、第三者目線では振動は大きいんです。
トランポリンの大小によらず、音と振動はデメリットですね。
保管スペースとトレーニングスペース
家でもできる、雨でもできるがメリットである反面、トランポリンのためのスペースは問題になってしまいます。
気にならないくらい大きな家に住んでいればいいのですが、私含め、そうでない人もたくさんいらっしゃるかと思います。
そして、スペースも2種類のスペースが必要です。
それは、練習用のスペースと保管用のスペースです。
それぞれ、絶対に必要なものなので、これらを確保しなければならないのはちょっとつらいところではありますね。
慣れるまでの疲労が大きい
ダイエットをするうえで絶対に必要な要素は、言うまでもなく継続です。
継続は意志の問題だろ?と思う気持ちもわかりますが、トランポリンだと事情が少し変わってきます。
というのも、トランポリン初心者は、少しトランポリンを跳んだだけでもめちゃくちゃ疲れます。
そりゃ、普段使わないような筋肉を使って、普段やらないことを全身でやるわけですからね。
そうなると、慣れるまでは体力的にも能力的にも続けるのがしんどいのです。
当たり前ですが、運動時間が短くなればなるほど、ダイエットの効果は小さくなってしまうので、医師があっても慣れるまでは疲労が大きくて続けられないのはデメリットになるでしょう。
効果の実感までは時間がかかる
これはトランポリンに限らないかもしれませんが、ダイエットの効果を実感するまで時間がかかります。
毎日見ている体の変化を感じ取るのが難しいというのも確かにそうなんですが、私個人の意見としては、体重の変化がない、または増加してしまうことにあると考えています。
いや、ダイエットなのに体重増えるんかーい!と突っ込まれそうですが待ってください。
事実として、同じ大きさであれば、脂肪よりも筋肉の方が重いのです。
なので、体重100 kgの人がいたとして、大部分が脂肪の人を見ると、なかなかのぽっちゃりさんに見えるはずです。
しかし、大部分が筋肉の100 kgの人であれば、太っているなんて絶対に思えません。
それくらい違うのです。
トランポリンをすると全身筋肉痛になるように、徐々にではありますが、脂肪が落ちて筋肉がつきます。
スタイルは間違いなく良くなっていますが、体重という数字で見れば満足いくほど下がりはしないと思います。
〇kg痩せた!のようなわかりやすい実感が得にくいと思います。
なので、本当に効果があったなと実感できるまで、つまり、スタイルの変化に気づけるまでは少し時間がかかってしまうと思います。
人間だれしも、成果が出ないものを続けるのはしんどいので、これは継続するうえでの最大の敵になるかと思います。
トランポリンダイエットのデメリット対策
デメリットを聞いて、もういいやトランポリンやめよ!と思わないでくださいね!
そうならないために、それぞれのデメリットに対して対策を準備しました。
トランポリンダイエットのメリットをもう一度思い出して、デメリットを一つずつやっつけて、是非楽しいトランポリンライフを送ってください。
デメリット解決策①正しいフォームで跳ぶ+手すりの活用
まずは、「体を痛める可能性がある」というデメリットからです。
これは主に2つの対策があります。
正しい跳び方で跳ぶ
1つ目は正しい跳び方で跳ぶことです。
正しい跳び方とは、
- トランポリンの中心で跳ぶ
- つま先ではなく、足の裏前面でトランポリンを踏む
- 目線を遠くに固定してずらさない
- 急激に負荷をかけない
- 全力で跳ばない
を守って跳ぶことです。
これらを意識すれば、自然とけがしない・体を痛めずに飛べます。
手すりの利用
2つ目は手すりです。
家庭用のトランポリンには手すり付きのものも販売されています。
これを活用するということです。
正しい跳び方は前提とし、手すりがある分体を支えることができるので安心してできます。
デメリット解決策②防音マット
続いては「騒音と振動」の対策です。
完全にゼロにはできませんが、軽減することはできます。
それは防音マットを活用することです。
トランポリンの下に敷くことで、床を伝わる音と振動をある程度吸収してくれます。
なので、その分は和らげることができます。
また、好みではありますが、トランポリンを購入する際はスプリングに注目すると良いです。
とにかく騒音を減らしたい、という場合であればトランポリンのばね(スプリングといいます)は、金属製ではなくゴム製のものを選んでください。
金即製のものは、ゴム製のものと比べるとやはり音は大きく感じます。
デメリット解決策③インテリアとして活用
次は、「スペース問題」です。
練習用スペースは、練習するときにモノを動かす等で対応することになると思います。
これは、筋トレやヨガの時にダンベル準備したりヨガマットを敷いたりというのと同じなので、そこまでストレスは感じないと思います。
問題は保管スペースですね。
練習しているうちは、役に立っているので気にならないかもしれませんが、保管の場合はそこにあるだけなので、正直邪魔に感じてしまうと思います。
私の提案は、まずはインテリアになるようなトランポリンを購入するということです。
普通のザ・トランポリンという見た目のものでもおしゃれなものも増えています。
またトランポリンクッションという、一見クッションのように見えるトランポリンも販売されています。
ダイエットにはちょっと自由度が下がってしまうかもしれませんが、最初の入り口として「インテリア兼ダイエットグッズ」というポジションのものならある程度許容できるのではないでしょうか?
デメリット解決策④細切れの休憩を入れる
「慣れるまでの疲労が大きい」という問題について、極論慣れるしかありません。
では、どのようになれるかというと「疲れきるまで跳ばない」ことが重要です。
1回でへとへとになるまで跳び続けず、少しずつ休憩を入れることが効果的です。
また、時間の分割も有効です。
30分やる場合も、夜一気に30分やるのではなく、朝・昼・晩に10分ずつと分けて行うのが慣れるコツです。
とにかく、トランポリンに触れる時間を増やしていきましょう。
デメリット解決策⑤音楽やトレーニング方法で飽きを防止
最後は「効果の実感までの時間」です。
これは継続していくしかありませんが、その継続方法を2つか紹介します。
音楽を活用
ただ跳ぶだけでなく、跳んでいるときに自分の好きな音楽をかけておくことです。
気分も上がり、継続に良い影響が出るはずです。
トレーニング方法を変える
メリットのところでも触れましたが、トランポリンダイエットの動画を投稿しているYouTubeのチャンネルややり方を紹介しているブログなどがたくさんあります、
これらを活用することでマンネリにならず、新鮮な気持ちで継続することができると思います。
まとめ
トランポリンダイエットについて、メリットとデメリットについて紹介し、デメリットの対策までお伝えしました。
正直、トランポリン大好き芸人の私としてはネガティブな側面は伝えたくありません。
しかし、デメリットも確かに存在します。
デメリットを知り、対策したうえでトランポリンを選び、楽しみながらダイエットしていただければと思います。
是非、トランポリンに挑戦してみてください!